2015年8月2日日曜日

単能工と多能工

昨年11月から某所で夜の仕事に就いていたのですが…協力会社と言う名で朝早くから夜遅くまで一生懸命働いている社員さんたちがいます…求人広告には「大手工場のお仕事」と謳っています。

事務所の社員さんは工場に入る事もありますが…直接、生産を手伝う事は絶対に無いのです。 軍隊のように士官と2等兵の違いだと理解しています。

便所も正社員と協力会社では違っています。


その協力会社さんの従業員さんも派遣社員と正社員では収入差があるようです…いわゆるピンハネと言うやつなので、人の入れ替わりが頻繁にあるようです。

工程を見ていても、プレス工はプレス機だけを操作し、溶接工は溶接機だけを扱い、部署ごとに請け負う協力会社が違っています。 単能工と言うそうですが、複数の工程をこなせれば多能工と言うそうです。

若ければ夜の部署から生産現場(生産ライン)に飛び込んで行ったかも知れませんが…決められたルーチンワークをするのは好きになれません。

毎日が違う品物(人や商品)に出会える仕事のほうが長続きしたように感じます。某所での夜勤は覚える事がいっぱい有ったので単能な仕事では無かったのかも知れません。

いつからか、派遣社員とはエトランゼ(傭兵)なんだと思うようになりました。 会社のための忠誠心は一欠片も無いし、決められた事だけを請け負う機械部品(ロボット)のような存在だと思い始めたからでした。

もう雇われる身分は年齢的にも不可能になりました。次のステップは自分で経営を模索していくしかありません。

そう、このままでは何も変わらないからです…何でなのかは「夢ノート」をご覧ください。