2015年5月29日金曜日

雑草管理ついて…2015年

お昼に茶園を管理してもらっている製茶工場へ行ってきたのですが…製茶工場の南側に他県のオーナー様が土地を購入され、ソーラーパネルを並べてみえるのですが…工事完了後、管理をされずに放置してあるそうです…当然、購入された土地は雑草が繁茂しており、厄介な事にツルが伸びてくる葛がフェンスに絡みついているようでした

※葛はこの地方の方言で葛はマメヅルと言って厄介者扱いされています。
雑草管理方法ついて思うままに書いてみたいと思います。

1 ヤギのユキちゃんを飼う→YOMIURI ONLINE 「太陽光発電施設、除草にヤギが出張し活躍」 
※お母ちゃんが「誰が世話すんの~」と…猛反対なので却下ですが…(^^ゞ

2 カバープランツを撒く→タキイネット通販 しろクローバー
※1反で2~3kg 
ミツバチさんの蜜源になるので自然に優しい発電所になれるかも知れません。
カバープランツは他にもヘアリーベッチも良さそうです

3 チップを敷き詰める→インターファームプロダクツ サイレントシュレッダー LSG-2100

※ 現在、少し試していますが、ガーデンシュレッダーで桧の枝を刻んでパネルとパネルの間の通路に敷き詰めています。 


チップを敷き詰めると、ある程度は雑草が生えてこない気がしますが…1500Wのガーデンシュレッダーでは能力不足なのは仕方ありません。

4 除草剤を使う→ハート グリホエース(5L)
※今使っている除草剤ですが…主に笹が残っているパネル下と雑草がひどい場所で使っています。効率よく散布するのには動力噴霧器を使います→工進 エンジン式 噴霧器10L ES-10C
除草剤はパネルを支えている支柱(亜鉛メッキ)を錆びさせるようです。 また、グリホサート系の除草剤は発がんのリスクが伴います。

5 草かき(ホー)
※草かきにもこだわりがあって、村のかじ屋さんが作っている草かきが良く削れます。
海外のガーデニング用品のページには、鉄の車輪に草かきの刃の部分を取り付けたWheel Hoe があります。 これならば押して歩くだけなので短時間で除草作業が出来ると思うのですが…
除草ローター(カゴローター・スパイラルローター)→草かき(ホー)は人力でちまちまやるので疲れます。

どうしても草刈機を使う場合は…ソーラーパネルへの飛散物(小石)が飛んでパネルを破損するリスクがあるので使わないようにしています。
刈刃に取り付ける飛散防止カバーが売られていますが…効果の程は分かりません。


6 トラクターで耕起をする…畑にはケーブルが埋めてあるので深く起こすとケーブルを切断してしまいます。狭い場所に乗り入れるので、パネルと接触するリスクもあります。

クボタさんに聞くと、陽菜ちゃんにもオプションで除草ローターが付けることが出来るので買ってみました。


標準のローターリーと違って、土の表面を削るので地下ケーブルを切断するような事はありません。

雑草は放っておくと後の作業が大変なので種と根を残さない工夫が必要です。
具体的には、除草剤で根まで枯らすのが手っ取り早いと思います。 草の種は隣の畑から風で飛んでくるので防止するのは難しいのですが…小さな内に草かきで削れば、その後増えることは無いようです。

追記の追記:

ケーブル切断とパネル接触のリスクはありますが…4~6に落ち着きました。
パネル下は5番の草かき(ホー)草かき(ホー)で1ヶ月に1回程度、除草作業を行っています。