2012年11月17日土曜日

FG085 DDSファンクションジェネレータ

毎年恒例の上達しない電子工作シリーズです… 寒くなると、オシロスコープを出してきて飽きもせずに画面を眺めています(これで2年続いています)…自分でも変わっていると思います

いつものヤフオクを眺めていたらファンクションジェネレータキットが出品されていました。初心者が作るには秋月のキットが安くていいのですが…周波数がかなり変動するように感じていました。


完成品を購入するとなるとかなりの出費となるので今までは秋月のキットで事足りてました。 オークションのファンクションジェネレータはDDS方式(周波数シンセサイザー方式)なので周波数の変動はかなり少ないと思います。 画像から型番を判断して、FG085と読み取れました。 秋月電子で販売しているオシロスコープキットと同じ中国のメーカーの組立キットです。
 JYETECK miniDDS
SparkFun Frequency Generator Kit - FG085
約$50(約4000円)ですが…送料を考えるとヤフオクの方が少し安くなりますので落札してみました。 出品者さんは日本語に翻訳してした説明書のページがあるのでPDFファイルをダウンロードしてみました…デジカメは修理中なので組立途中の画像はありません(^^ゞ 組み立てた感想は…秋月電子のオシロスコープキットと同じくらいの難易度です…組立には約3時間位かかりました。 別途、DC15Vのアダプターが必要ですが…手持ちのアダプターは出力電流が足りずに動作しなかったので、DC12Vのアダプターでごまかしています…電圧が低めですが一応は動作可能です


周波数カウンターにつないで一応チェック中です…画像は400Hzのサイン波を発振しています


画面が紫色に見えますが…実際はもっと青い色です。サイン波の他に方形波とのこぎり波などが出力できます。 周波数は細かく並んだスイッチから直接入力します。
仕様ではサイン波は200KHzまで発振しますが(他の波形は10KHzまでだそうそうです)…出力電圧の設定もスイッチから入力可能です。
調整箇所は液晶のコントラストのみでした。 周波数の安定度もかなり良いように感じます。