2012年1月5日木曜日

XR2206ファンクションジェネレータキット…4:作った後の感想

※2015年1月5日:タイトル変更と、次の記事へのリンクを追加しました

色々と苦労して作った割には、実りの少ない装置でした(^^ゞ
送料と部品代をブッコミで計算すると、1.2諭吉さんくらいかかっていると思います。

実は、もう少し予算を組めば、見栄えの良いちゃんとした発信機(ファンクションジェネレータ)と周波数カウンターがセットになって売っています。
私が学生の頃(30年前)はTTL(IC)を大須で買ってきて、自分でユニバーサル基板にICを並べてカウンターの回路を組み立てるのが関の山でした。どうやって組んだのかは忘れてしまいましたが…基準信号を発生させるのに水晶発振子を使ったのですが…その頃、流行りのC-MOS ICを使ったら、見事に静電気でICを破壊した苦い経験があります。今なら、10MHzの水晶発振子がパッケージになっているので発振で苦労はしませんが、あの頃は100KHzの水晶発振子を買ってきたように覚えています…確か値段が少し高ったです。ゲート回路はどうやって工夫したのか忘れてしまいましたが…電気信号を数えるには、基準の時間内に何回、電気信号が入ったかを数えなければいけないはずでした。その基準信号(基準時間)を創りだすのが、水晶発振子で、正確な時間(クロック)を発振します。

今の学生なら、あんな苦労はせずに、PIC(マイコン)を使って、自分でプログラムを作ってカウンター回路を作るのでしょうね… オジサンもマイコンの恩恵にあずかっているので、キットを購入して何の苦労もなく周波数カンターが組み立てられたのです…

続きは「FG085 DDSファンクションジェネレータ」をご覧ください。