2020年4月23日木曜日

マミーロックミシンML-1023の針棒調整…やっぱり壊れていた

マミーロックML-1023
3300円で購入したロックミシン(マミーロック)ですが、やっぱり壊れていました。
説明書を見ながら糸の掛け方は分かったのですが…どうしても縫う事ができないのです。トホホになってミシン店に駆け込んだのですが…門前払いを喰らってしまいました。
例のコロナ騒ぎでミシンの修理依頼が増えてお店が忙しいのも事実ですが、他店購入のミシンは悪しき習慣からお断りされたのでした。



以下、ロックミシン(マミーロック)の針棒調整と針糸調整器(糸調子)の調整を書いておりますが、素人調整なので間違っていると思います…稚拙な記事を見てロックミシンの調整をされる場合は自己責任でお願いします。




仕方なく家に帰ってきて、針の動きを観察していると針棒の動きがおかしい事に気づいたのでした。


プーリーを印の位置に合わせると、針は上がっていなければいけないのですが…針棒を止めているネジが緩んで針位置が定まっていないのでした。

原因が分かればケースを止めているネジを外して調整するだけなのですが…実はミシンの修理も調整方法も何も知らないのでした。Google先生に「ロックミシン針棒調整」で聞いて、それらしきページを見つけたのは深夜になってからでした。

電球ブラケットに針棒調整用の穴が空いているのを見つけたのは本体カバーを止めているネジを全て外してからでした。



プーリーを印の位置に合わせた状態で調整ネジを緩めて針の固定金具を基準になる高さ(隙間4ミリ)を決めたら、糸を針に全て通した状態でプーリーを手でゆっくりと回して押え足に糸が巻き付くか確認するのです。

上手く糸が巻きつけば、切れ端で試し縫いをするのですが、針棒の位置が1ミリずれていると糸が切れてしまいます。糸が切れた場合は再度、調整ネジを緩めて針棒の位置を確認します。

針糸調整器(糸調子)の調整…実は針棒の位置を調整しても、最初は糸が切れる状態が続いていました。原因は針糸調整器の位置がずれていたのです。



調整前にダイヤル位置は3に合わせておきます。針糸調整器のつまみを外して白いプラスチックネジの穴の深さをノギスで測ってみました。他の2つは穴の深さが約3ミリ程度だったのでおおよそ3ミリになるように白いプラスチックネジを回して合わせます。
試し縫いを行って糸が切れなければつまみを3の位置に合わせて固定します。

ガタガタ音の原因…上メスの取り付け位置が悪いとガタガタ音が発生します。



上メスの調整方法は取り扱い説明書に記載してあるので説明書のとおりに調整したらガタガタ音がしなくなりました。