2018年11月24日土曜日

鉱石ラジオ…その1

Spider coil Crystal Radio kits
鉱石ラジオ(ゲルマラジオ)を組んでみたくなり科学教材社さんのスパイダーゲルマラジオ(1620円)を買ってみました。確かバラックラジオと言っていたはずですが…ベーク板とかまぼこ板のセットが、おじさんには少年時代(1975年~1977年)に戻ったようで懐かしかったのです。
バラックとは粗末な、簡易といった意味があるのですが…ラジオの製作とか初歩のラジオには簡単に作れそうな製作記事が掲載されていました。雑誌代でこづかいが消えるので製作記事を眺めるだけで実際にラジオを作ることは無かったのでした…

袋を開けた第一印象はごちゃごちゃとパーツが入っています…ほんま出来るんやろか~
諸先輩からすれば腹を抱えて笑われそうな幼稚な事をやっているのです

予備実験その1 1石ラジオ アウトプットトランス付き
組み立てる前に予備実験としてElectronic Lab(電子実験セット)を出してきたのでした。

Electronic Lab(電子実験セット)は30種類の実験が出来ます。随分前に息子に買ったものですが…英文マニュアルなので2,3回父ちゃんと一緒に遊んでその後は放置されていたおもちゃです。
英文が読めなくてもゲルマラジオの回路図を見ながら配線すれば鳴るはずが…全く鳴らなかったのでした…(^^ゞ 鳴らないのでアンプを追加した1石トランジスタラジオにしたら鳴ってくれたのです。受信出来たのはNHK第2とCBCラジオの2局です

パーツリストを参照するとダイオードは1N60が使われています。
トランジスタは2SC945です。アウトプットトランスの型番は記載されていません。

予備実験その2 アウトプットトランスなしの1石ラジオ
2018年11月14日の記事「簡易アンプの実験…その1」で実験した1石アンプを使っています。




アウトプットトランスを省略した回路なので手持ちの部品だけで実験が出来るのですが…イヤフォンの音は小さく感じたのでした。受信出来たのはCBCラジオ1局のみです

少し分かってきたのは1石ラジオで検索すると、アウトプットトランスを使った回路が出てきます。ST-30というトランスを使うのが定石だと思われます。
アウトプットトランスST-30Aは1個620円と高いので、音が小さければもう1石追加して2石ラジオにした方が手持ち部品だけで実験出来そうです。


続く…