2018年7月4日水曜日

Singer 15-30 その1…黒ミシンが欲しいな

縁あって家に来てくれた蛇の目ミシンですが…この子は還暦のお婆ちゃんミシン(家庭用HA-1型ミシン 終戦後の昭和25年(1950年)頃から昭和35年(1960年)頃に作られたミシンでJIS規格によって部品の材質・寸法等が統一されていたそうです。
※ジャノメミシンの歴史のページで昭和31年の製品に似ていると推測されます

しかし、世の中にはもっと古いミシンがある事が分かってきたのです。初期のシンガーは無理でもスフィンクスが印刷されたシンガーなら比較的容易に購入できる事が分かったのでした。
※シンガーミシンは製造番号がインターネットで公開されており製造年と何処の工場で作られたかが分かります。シンガーミシンHP→いつのもの?どこのもの?


懲りずにオークションのミシンコーナーを眺める日が続いていたのですが…ドーム型の木箱に入って手回しハンドルが付いているミシンを見つけたのです。
出品者さんが製造番号を写してくれていたので、判読すると1919年(大正8年)にアメリカのエリザベス工場で生まれた子であることが分かります。99歳の大お婆さんです。
大正時代の物価は分かりませんが…相当高価なお嫁入り道具あった事は容易に想像がつきます。

お決まりのガラクタですが…多分、動くようになると思います。
続きは「Singer 15-30 その2…大正ミシンが届いた」をご覧ください