2016年11月2日水曜日

Garden Trailer3…家庭用の溶接機を使った

DIY Garden Trailer IS-H40BF リヤカー自作
2年前に購入していた家庭用のアーク溶接機(育良精機 IS-H40BF) 、車庫の棚で箱のまま眠っていたのですが…今回初めて使いました。

ネットの情報は家庭用の溶接機は使えないと使えるに意見が別れるのですが…
やっぱり、最初は使えませんでした。

家庭用溶接機のクセを体で理解すれば、ある程度は使えると思います。
早道は練習しか無いのですが…
使えなかった理由1…コンセントから電源を取らずに延長コードを使ったので電圧降下が起きて、アークが充分に飛ばなかったのです。説明書の通りにコンセントから取ればアークは充分に飛びます。

使えなかった理由2…溶接棒を叩きすぎて棒が母材(鉄)にくっついて、赤くなって保護回路が働いてしまいます…これはアークが飛ぶタイミングを体で覚えるしか無いのですが…何度か練習することでコツがつかめます。保護回路が働いた時は溶接機を休ませれば長くても10分程度で復帰します。

使えなかった理由3…業務用と比べ家庭用の溶接機は電流が少ないので充分に鉄が溶けないのです。 付いたと思って、ひっくり返すとポロリと取れる事が何度かありました。
少し盛る感じで充分に棒を溶かせば取れることは無くなります。


下手くそ溶接ですが、下手は下手なりにマッチをこするような感じで溶接棒をこすれば、アーク溶接が出来るようになります。 


溶接面と溶接棒です。 
ネットの情報ではイクラロード溶接棒 IS-B1 1.4mmを使うと上手くいくと書かれていますが…1.4ミリを買ったつもりが、よく見たら1.6ミリを買っていました。 イクラロード溶接棒はアークが上手く出ないのと、直ぐに過負荷になって溶接が中断されてしまうのです。他メーカー(スターロード1.6ミリ)の方がアークの飛びが断然良いと感じます

付属の溶接面では暗すぎて駄目でした。仕方なく、以前から有った溶接面を使っていますが…片方の手が使えないので何かと不自由します。

2016年11月4日追記: スターロード1.6ミリを注文するついでに自動遮光 溶接マスクを買ってみました。 何よりも棒を当てた瞬間に遮光されるので真っ直ぐ棒を運ぶことが出来ることでした。

続きは「溶接してみた」をご覧ください