2014年12月15日月曜日

趣味

夜の職場で「Nishinoさんの趣味って何なん?」って聞かれるのですが…適当に「デジカメとかパソコンやね~」とお茶を濁して答えるようにしています。

 最近は自分でも変なオジサンだと思うようになってきました…変なオジサンと書いていますが、世間一般で言う趣味の定義からすると外れている事です(誤解なさらないように書いておきます)

続きをどうぞ…

自分で作ったラジオで北京放送(CRI)を聞いていると言っても一般の人には理解してもらえないからです。
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これが、40年前の自分なら、「僕の趣味はBCLやに~」と目をキラキラ輝かせながら言っていたかも知れません。 BCL(ブロードキャスティングリスナー)とは放送聴取者の事で…短波放送など聴いて、放送局にお手紙を書いてお礼に送られて来る絵葉書(ベリカード)を熱心に集めていたのです。


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この写真も一般の人には絶対に理解してもらえないと思います…(^^ゞ
発信機(ファンクションジェネレータ)は、「エフェクターを作とったんやわ~」と言い換えれば、バンド(音楽)をやっている人なら理解してもらえるかも知れません。


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パソコン教室に訪れるお客様で、電気関係の仕事をされている方だと機械を見て驚かれますが、一般の人にはガラクタのテレビにしか見えないと思います。
ヤフオクで3000円と4000円で買ったガラクタ(ジャンク)のオシロスコープですが、自分で修理をしました。 学生の頃に欲しくても買えなかった測定器なのです。

やっぱり、かなり変なオジサンなのでしょうね…パチンコは若い頃に少し遊んだ事がありますが、3000円も使ったらやめてしまうので長続きしないのです。競馬も競艇も競輪も全く興味が無いので、何処の職場へ行ってもギャンブルの話題について行けずに仲間外れにされていました。
今まで経験した職場で、電子工作が好きな人に会った事がありません。

 自分で変なオジサンと書いたのは、息子が高校を卒業してから、普通に中学校から県立高校に行った子たちと違うことに気付いたからです。どうしても、世間体を気にして自分の子を見ますが…息子の良い点を伸ばしてくれたのは私立高校の先生でした。 その件以来、公立中学校の先生は規格に合わせようとするからダメなんだと思うようになってきました。 

1センチ、2センチのものさしだけで見ていたのでは規格外の変なヤツでしか無いのです。しかし、見方を変えて、1インチ、2インチのものさしで見ると、その人の良さが分かる場合もあります。

残念ながら、田舎では「手前(お前)は黙っとればええんや~」と長老からこっぴどく叱られてから、人前では殻を被って、自分を隠すようにするように生きています。 悪しき習慣と思いますが、田舎で生きていくには1センチ、2センチのものさしに合わさないと生きていけないのです。

前にも書きましたが、若い人なら、♪ありのままに~♪と自由に謳歌出来ますが、オジサンは、規格外のクズ野菜でいいのだと思います。クズ野菜でも調理方法で美味しい料理になれるかもしれません。 規格外なりに次のステップを考えています。

寒くなってきたし、また今年も何か作りたいと思っています。