2014年10月5日日曜日

ELPA ER-21T-N再び

実は昨年買ったラジオですが、どこかで紛失してしまい、また買ってしまいました。
国内メーカーに拘らなければ、中国製短波ラジオを研究されても面白いかと思います。
このラジオは値段が安いので、使い捨てラジオとして割り切って購入されるのは良いのですが、短波放送を快適に聞きたい場合は、もう少し研究されて同じメーカーの上位機種ER-C57WR→「ワールドラジオ」 か、オーム電機のRAD-S800Nを検討される方が良いと思います。

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でも、2000円台で短波が聞けて、周波数カウンターが付いているのはこのラジオだけです。
短波放送を聞くきっかけを作ってくれたラジオなので文句は言えませんね(^^ゞ
今回の個体は短波帯の感度が少し不足のような気がします。逆に、MW(中波)の方が短波と比べて感度が良いような気がします…(個人の勝手な感想です)

外部アンテナを使用すると910KHz下がったところでイメージ妨害周波数(影像周波数)が出てしまいます。イメージ妨害周波数は放送バンドを外れているので気にする必要も無いのですが…ロッドアンテナだけでもかなり強く受信できる場合もあります。

周波数の安定度は電源を入れてから20分から30分ほどは、まめに選局ダイアルを微調整しなければならず、少し忍耐力が必要になり、その後は周波数が安定してきますが、このラジオの周波数安定度とはこんなものかも知れません。

続きは「ER-21T-Nの感度調整」をご覧ください。

追記1
残念ながら、今回の個体はハズレ品(感度不足)のような気がするので好んで使う気になれません。 PL-310ETと並べて使うと、かなり力不足に感じるのは仕方無いことだと思います。

追記2
上位機種、ER-C57WRに興味があるのですが…使われているDSPチップはPL-310ETと同じチップなので受信感度は大きく変わらないだろうと(勝手に)思っています。
注目したいのはエアーバンドの受信機能です
短波の受信範囲は2300~26100kHzとPL-310ETよりも少し拡大されています。
外部アンテナ端子は無いようです。

追記3
オークションでBCLブームだった頃の名機を手に入れるのもBCLの醍醐味かも知れませんが…低予算で海外からの日本語国際放送を楽しみたいのであれば、中国製ラジオしか選択肢がないのが現状です。 ELPA ER-21T-Nは低予算(2000円台)でBCLが出来るので手っ取り早く始めたい人にはピッタリの機種ですが…慣れてくると、ラジオに対する欲が出てくるのも事実です。
その中でも、癖がありますが、中波放送で絶対的な感度を誇るDEGEN DE1103が良いだろうと思います。TECSUNPL-880は購入していませんが…海外の日本語国際放送に限って言えば、PL-660である程度は受信可能です。
PL-310ETはDSPラジオの性質からか、信号が弱い放送局を受信する事は苦手に感じます。 逆に放送局が受かれば、上位機種のPL-660と較べて感度不足とは言えない気がします。 PL-310ETの弱点はフィルターで帯域を狭くしても混信から逃れられない場合があります。 PL-660では、同期検波で混信を上手くかわすことが出来る事があるのです。