2014年7月23日水曜日

農民工

非正規雇用
お隣の国では農村から都市に出稼ぎに来る労働者のことを民工(mingong)と言います。 ※農家戸籍の人は都市には住めないそうです…この辺りが日本の出稼ぎ労働者と違うのですが…中国の発展を下支えをしているのは民工の人達なのです。かつては、日本にも階級で国民を分ける制度があったそうですが…ジージはもういないので聞くことが出来ません。
農民工の暮らしは現場の近くに住んで(飯場で)つつましく生活していると思われます…実際に行ったことが無いのでグーグル先生の画像から見た感想です。 収入はホワイトカラーのエリートと比べると低いのは容易に想像がつきます。
 最近、自分も農民工(出稼ぎ労働者)だと思うようになってきました…ワーキングプアーは絶対に差別用語だと思うようになってきたのです。 少し前までは勝ち組・負け組と言う言葉が有りましたが、私自身、負け組なのは認めますが…この言葉は好きになれません。

少し前に「ワーキングプア―日本を蝕む病」という本を買って読んだのですが…全体に暗いので読み続けるうちに気が滅入ってしまいまいました。 本からは必死に生きている姿が伝わってきます。 
私自身は非人(非正規雇用者)なので偉そうな事が言える身分ではありませんが…仕事はお客様の顔が全く見えないので、何処かで密かに役に立っていると自分に言い聞かすしかないのです。 収入にはならなかったけど、野菜を苗から育てていた頃の方が人間らしさがありました。 深夜に働いて、昼間に寝る生活は自分の人格を歪めてしまったのは確かだと思います。

そんな歪んだ生活から、夢を描くのは容易では無かったのですが…なりたい自分を1年先、5年先、10年先と考えるようになったのも事実です…太陽光発電所建設の計画は全く進んでいませんが、5年先、10年先を考えれば、ジージが残してくれた畑で事業をするのですから、世間様から後ろ指をさされる事も無いだろうと考えたのです。 空いた時間は、パソコンで生徒様の指導に専念するのと、心の隙間を解決するお勉強に当てたいと考えるようになってきたのです。

 お金に余裕は全くありませんが…10年以上パソコン教室を続けたおかげで、困った時には手を差し伸べて下さる生徒様と知り合えた事が宝だと思っています。

 バブルは一瞬の泡でしかなかったのですが…豊かな心は死んでからでも持ち続ける事が出来るのだろうと思います。夜の職場から足を洗って、次のステップに行きたいのですが…もう少し時間がかかりそうです。

今日も稚拙な日記にお付き合いありがとうございました