2014年5月2日金曜日

DSPラジオPL-310ET

2015年5月7日:初期設定と各機能について(自分用の覚え)を追記しました


先月の話しですが…今まで使っていた短波ラジオ(PL-210)を落として壊してしまったので、楽天さんのポイントで新しいDSPラジオ(PL-310ET)を購入しました。
DSPラジオとは受信した電波をデジタル処理して鳴らすラジオの事ですが…中国製ラジオなので、中国語の取り扱い説明書が付属します

PL-310ET 英文マニュアル


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PL-660とPL-310ETです。 型番は違っても基本的な使い方はほぼ同じです。
 記事を書きながら、10MHzでハワイの標準時報局(WWVH)を聞いています。
信号が強い時は良い感じで受信できるのですが、弱い信号の放送局を受信するような場合は、従来のPLLラジオの方が聞きやすいようにも感じます。
 
PL-310ETにはフィルターの切替スイッチがあるので帯域幅を2kHzにするとノイズをかなり抑える事が可能です。 帯域フィルターが付いているのでPL-210よりも使い勝手は良いと思います。
筐体のサイズはPL-210よりも少し大きくなるのですが、数字キーは若干押しやすいと感じました。電源は単三電池を三本使いますが、100円ショップのニッケル水素電池を入れておき、USBケーブルを使って充電すれば電池切れの心配は要りません。
 ※ニッケル水素電池とUSBケーブルは付属しません。USBケーブルは100円ショップで入手可能です

初期設定と各機能について(自分用の覚え)

選局ダイヤル
▶ 早送り 中波9KHz 短波5KHz FM 0.1MHz
▶ 通常 中波・短波 1KHz FM 0.01MHz

※ダイレクト選局の場合は10キー入力

時刻合わせ
電源OFFの状態でTIMEキーを長押しすると、”時”が点滅します。選局ダイヤルを回すと調整可能です。”分”の調整はもう一度TIMEキーを押して”分”が点滅した時に選局ダイヤルを回します。
TIMEキーを長押し後、”時”が点滅状態の時に10キーから24時間制で時・分を直接入力した方が素早く入力出来ます。

スリープタイマー
電源ボタン(POWER・赤色)を押した後、選局ダイヤルを回すと1分・5分・10分・15分・30分・45分・60分75分・90分・120分迄設定が可能です。 ”ベッド”マークの表示が出る。 通常はOnと表示される。

充電機能
電源OFFの状態でMキーを押すと”CHR ON”と表示され充電機能が有効になります。もう一度Mキーを押すと”CHR OFF”と表示され充電機能は無効になります。
※充電池はニッケル水素電池を使用し、充電はミニUSBケーブル(mini B)を用意します

BEEP音
電源OFFの状態で数字キー0を押して、「OFF」の表示が出ればビープ音は無効になります。 再びビープ音を鳴らす場合は電源OFFの状態で数字キー0を押し、「ON」の表示が出ればビープ音が有効になります。
※好みの問題かも知れませんが…ビープ音有効の場合は10キーで選局すると若干の遅れがあるように感じます

キーロック
電源OFFの状態でDISPLAYキーを押すと”鍵マーク”が表示され、キーロック状態になります。キーロックを解除するには、再びDISPLAYキーを押すと、”鍵マーク”が消えます。

短波の受信周波数について
PL-310ETは短波放送で高いバンド(21951KHz以上)は受信できません。
短波の受信範囲は2300KHzから21950KHzです。 中途半端にも思いますが…短波放送のバンド枠は網羅しています。 ※PL-210は29999KHzまで受信可能

ページメモリ
PL-660、PL-210はプリセットメモリーと別にページメモリを持っていますが…PL-310ETにはありません。

長波(LW)の使い方

長波(LW)がOFFになっている場合は電源OFFの状態でMW/LWボタンを押すとLW ONと表示がでて長波が受信できるようになります。

灯台放送を聞く場合(AMの周波数設定)

電源OFFの状態で数字キーの3(9/10KHz)を長押しします。 液晶画面に10KHzと表示されれば、周波数が1710KHzまで拡大されています。 なお、温度表示が華氏(F)に変更されます。 元に戻す場合は電源OFFの状態で数字キーの3(9/10KHz)を長押しして、液晶画面に9KHzと表示されれば日本国内仕様に戻っています。 温度表示が摂氏(C)になます。

注意!:プリセットメモリー(Pメモリ)に灯台放送を記憶させてから、9KHzに戻すと10KHzで記憶したPメモリは表示されません

ロシアのFM放送聞く場合(FMの周波数設定)

電源OFFの状態で数字キーの1(FM SET)を長押しします。64-108(108は少し遅れて表示)と表示されれば周波数が拡大されます。 日本国内のFM放送は76-108MHzにセットします。
続きは「PL-310ET ETMを使ってみた」をご覧ください。