2013年10月10日木曜日

ELPA ER-21T-N

ELPA・朝日電器株式会社の短波ラジオER-21T-Nを買ってみました…お値段は2047円です(代引料込み) 事前にインターネット上で情報を仕入れたのですが、中国のラジオメーカーREDSUNのRD1202のOEM品だそうで単3乾電池2本で駆動して、デジタル表示で周波数が読めるのが大きな特徴のようです。



17時からKBS国際放送(ラジオ韓国)を受信してみました…
短波放送を聞くには、バンド切り替えスイッチをSW4に合わせてKBS国際放送の7.275MHzに合わせます。




選局つまみは少し固めですが、大きく回さずゆっくりと回したほうが同調しやすいでしょう、7.275MHzの5は小さく表示されますが、周波数カウンターの仕様なので仕方ありません…(^^ゞ 目的の放送局が受信できればTUNEの表示が出ます。
ER-21T-NはPLLでは無いので、しばらくすると周波数が少しズレましたが、19時からの北京放送を受信したときは安定していました。
ELPAの短波ラジオは低価格で気軽に聞けるラジオですが、回路構成上(シングルスーパーヘテロダインなので)、周波数よってはイメージ混信を拾う場合があるようです。
何でこんなことに気付いたかと言うと、日本のJJYは短波放送を停波しましたが、10MHzと15MHzで中国の標準電波(BPM)が受信できます PL-210では気にならないのですが、ER-21T-Nでは本来聞こえるはずのない外国語放送が聞こえたからでした。
ポータブル短波ラジオは信号が弱い海外放送強局の受信には向きませんが近隣諸国の日本語放送の受信感度はER-21T-NもPL-210もロッドアンテナで聴き比べる限り大差はありませんでした。

続きは「ELPA ER-21T-N再び」をご覧ください

2013/10/16の追記1…ELPA ER-21T-Nを1周間使った感想です。
購入価格(2000円)を考えると、短波放送が聞けてデジタル表示で感度も良いので、よく出来たラジオだと思います。 周波数安定度はアナログ式(ポリバリコン)なので少し不安定なのは否めませんが、今までの短波ラジオが針式で周波数を合わせていた事を思えば、受信している周波数が見えるのは安心感があります。
※補足説明:インターネット上の情報では1000円で購入できる短波ラジオ(山善Qriom 10バンドラジオ ROC-101:)もあるそうです。

2013/10/30の追記2…ELPA ER-21T-Nを2周間使った感想です。
ラジオの特性からか長く聞いていると耳が疲れます。スピーカーの音質が良くないようなのでヘッドフォンを使うとまろやかになります。
フィルターの切れもあまり良くありません。DX受信には向いていないので割りきって使うのがいいのです…でも、好んで使うのはPL-210よりもER-21T-Nなのです。アナログ方式の曖昧さが中学生の頃の記憶をくすぐるのと、(電波の状態が良くて)時々ですが、こんな放送局が聞こえるのかと、びっくりさせられる時があるからです…分かってもらえないと思います