2018年3月24日土曜日

仏さまのものさし

新婦騎驢阿家牽 イソップ物語 ろばをかついだ親子
相田 みつを先生の書に「そんかとくか 人間のものさし うそかまことか 佛さまのものさし」とあります…「他人のものさし 自分のものさし その2」の続きになります。
夕方からお寺でホームページの打ち合わせをしておったのですが、稚拙なブログを住職に見ていただいたところ、住職が「仏さまのものさしは…」と問われたのでした。

お寺で会話をしていると「答えのない答え」が返ってくるのですが…
何のことやら頭の中でグルグルと回っていたのでした。
同席していた先輩が絶対性と相対性と解説してくれたのですが…

私たちのものさしは周りの状況によってコロコロと基準が変わるようで、常に損得の感情が支配しているそうです。仏さまのものさしは絶対不変なのだと教わったのですが…
仏さまのものさしは、四十八の誓願を予備知識として知っていれば、頭の中でグルグル回ることも無かったのです。

「答えのない答え」とは、お経の「如是我聞」で、私はかくの如く聞きましたと訳されます。住職との会話の中で先輩と私では解釈が違ってくるのです。